「迷走連歌」掲示板の歌。
ごまごのメモ用紙
分類 | サイト | 年代 | 説明 |
現在稼動中(のはず) | 偽々・OYO・伊 勢連歌 | 2002- | 伝統の迷走連歌系を引き継いだぽこあぽこさんのサイト |
偽連歌・OYO RENGA | 2001- | 迷走連歌が動かな いのでSuperlightさんが作ったサイト。気に入った句を投票できる「殿堂入り」が新たに加わった。「偽々連歌」へと引き継がれた。2003年4月 復活した。 | |
桃源書院 | 2001- | Madinさん作。漢詩のようなもので遊ぶサイト 押韻なし(四声がチェックできたらいいだけどなあ)。 | |
音妙五 行 | 2000?- | あきひろさん(-2002)→FIFFIさん(2002-)のサイト | |
しりとり短歌 | 青森在住の忠太朗さんのサイト | ||
NHKネット短歌 | 超本格的ネット短歌コンクールのサイト。ちょっと怖い? | ||
相合傘(読 売) | 桂三枝主宰・上方文化人川柳の会のコンクール | ||
NiftyのFtanka | 老舗Niftyにはこんなんあるんですね。 | ||
き れい和歌集 | 「きれい」がデータの短歌コンクールのサイト | ||
淫思邪詠 | 2000?- | SM短歌。す、すごすぎ〜。 | |
百人一首 | 猫 目さんの。絶好調 のかるたさんの | ||
たのしい万 葉集 | いきなり、漫画が・・・ | ||
万葉集.com | 田中さんのサイト。 | ||
や まとうた | 評論。歌人紹介の千人 万首もすごい。 | ||
電脳短歌イエローページ | よく使い方がわかならない。 | ||
唐詩十選 | 学校で習うやつ | ||
イーノの森 | 2003?- | 偽・OYO常連のイーノさんのホームページ | |
脩祐山 永綏堂 | 2002?- | Rayさんのホームページ | |
リンク切れのサイト | 迷走連歌 | 1997?-2000 | ネット折句の先駆的存在であった。およ連歌はこのサイトが動かなくなった後、その掲示板から発生した。「偽連歌」へと受け継がれた。 |
伊勢連歌 | 2000?-2002 | 折句の伊勢連歌 |
飲みすぎて 酔ったふりして 寄りかかり 時間よ止まれ おまえはラブリー (Madin/ペンギン/アナコンダの尻尾/go5go/たけまる)
夏の夜
まだ宵ながら
明けぬるを
待てど待てども
鳴らぬ携帯(やっか, 真幸, ごまご, anne, shiho)
帰らざる あの頃思い 背を丸め 一人静かに 妻の足もむ (tata/アール/shiho/SHIKI/ごまご)
夕暮れの (およよ)
貴方の背中 (マネレ)
うら悲し (耳鳴)
東京砂漠 (あかさたーな)
心が渇く (まゆり)
資源ごみ (まゆり)
だと思ったら (anne)
粗大ごみ (go5go)
処分場行き (太陽の東)
ごろごろ亭主 (ごまご)
二日酔い (ぼる)
それでも呑んでる (んし)
いさましい (きてれつ)
わたしはここよ (まゆり)
かかってくれば (go5go)
昨日かも (きてれつ)
そうだ昨日だ (go5go)
いや明日だ (ぽこあぽこ)
そうだったっけ (まゆり)
かなり曖昧 (マネレ)
もしひとつ (Madin)
余分に恋が (ごまご)
あるのなら (耳鳴り)
心を担保に (太陽の東 月の西)
一夜の逢瀬 (go5go)
想っても それに気付かぬ あのお方 恋の話を 聞く胸痛む
ごまご&ゆとな&はんぺん&マネレ&anne
(ここまで偽連歌・およ連歌)
さびしさに たけまる
窓からながむる Chris
風の色 ぽこあぽこ
我がみだれ髪に ごまご
あじさいの香り SAAGAR
梅雨空に およよ山の音 SAAGAR
雲か涙か SAAGAR
わが心 たけまる
君想うたび 桜菜
ちぎれてまた飛ぶ Chris
ためらいて およよ
煙草の火点け 桜菜
窓閉めて SAAGAR
吹雪の飛沫 鴇
ともに避く夜 ごまご
|
部屋の鍵 本田カローラ 渡されたとき 桜菜 問ったのは ごまご 寂しいからなの? およよ 便利だからさ 信じていい? 信じていい?桜菜 |
猫拾い ごまご
其を抱き歩く 桜菜
夕暮れは SAAGAR
家の灯遠く およよ
感じる重み 本田カローラ
山姥に SAAGAR
例えなりても およよ
穏やかに 桜菜
あなたのために 桜華
しあわせ祈る ごまご
誕生日 SAAGAR
花を飾って およよ
ワイン開け 桜菜
キスの代わりに しんちゃん
祈りを捧ぐ ごまご
今もまだ 桜菜
想い乱れて ごまご
グラス空け SAAGAR
ふと見たあの人に およよ
映るわたし 薄い朱色
の人
ためらいの およよ
携帯しまい SAAGAR
でも切れず 桜菜
バッグから呼ぶ ごまご
悲痛な叫び 本田カローラ
立ち並び SAAGAR
桜並木に およよ
待つ子らの ごまご
手を引く母に 本田カローラ
子らを返す日 桜菜
(注:4月の句)
裂けよ岩 ごまご
砕けよ心 およよ
わが春は SAAGAR
今ここに咲く 本田カローラ
永遠の輝き しんちゃん
固い芽の およよ
花咲く頃は しんちゃん
願わくば ooku
春の嵐の ごまご
強からんことを いずどん
いく人の ごまご
影踏んじゃった およよ
雑踏で しんちゃん
我が影もまた ooku
人に踏まれし 本田カローラ
定めにて 本田カローラ
限られし命 ごまご
咲く限り 桜菜
生きとし生けるもの およよ
愛して死せん いずどん
迷い猫 桜菜
どこから来たの およよ
「わかんないの」 いずどん
家族が増えた ooku
幸せだにゃん♪ 桜華
清らなる 桜菜
柔肌に触れ 本田カローラ
ときめきて およよ
始電の音に ごまご
つい目を覚ます しんちゃん
木漏れ日の 本田カローラ
あなたの胸に およよ
微笑えた日 桜菜
キミとボクなら しんちゃん
また薔薇は開く ごまご
ひそやかな およよ
心に秘めた しんちゃん
色は褪(あ)せ ごまご
優しい思い出 桜菜
卒業写真 本田カローラ
降り積もる ごまご
言葉の中に やちゅ
沈みゆく ooku
ほんとの気持ち 桜菜
瞳に見たよ およよ
聞かずとも やちゅ
その温もりに ooku
起きる朝 桜菜
腕(かいな)はずして およよ
欠勤電話す ごまご
午後のお茶 桜菜
注ぐ手ふるえ およよ
初デート しんちゃん
湯気の向こうに ooku
香る君見る ごまご
コーヒーの ごまご
香りす夜明け 桜菜
あの人の およよ
腕に抱かれた 桜華
甘い日は過ぎ やちゅ
君を待つ 桜華
雪の降る街 およよ
頬を染め 本田カローラ
紅を引きつつ 桜菜
白き息吐く ごまご
午後の陽に 桜菜秒針の 本田カローラ
動きを眺む およよ
大晦日 super-lights
シンデレラなら 桜菜
「さよなら」告げて 桜華
ふわふわと およよ
降り積もる雪 MIGHTY-DOG
踏みしめて ooku
ふと見渡せば 桜華
富士 陽に燃ゆ ごまご
街の灯の ごまご
窓から見える MIGHTY-DOG
まなざしに およよ
微睡みの中 桜華
まるくなる猫 桜菜
降る雪に およよ
聖夜思いつ ごまご
身をまかせ、とよのか
白きに殉ず 桜菜
淡雪(の)ごとく とよのか (およよ 改)
手探りで 本田カローラ
探すぬくもり むしまる
わが胸に およよ
問いかけ答え とよのか
君すでに亡きを ごまご
月冷えて およよ
凍る瞳に とよのか
映すのは 桜菜
その告白に ごまご
照りかえす色 ooku
むらさきの とよのか
濃きも淡きも およよ
叶わぬ恋 桜菜
降る雨に見る むしまる
ふみまたぬれて ごまご
ロンドンに むしまる朽ち果てた ごまご
主なき城 むしまる
さまよえば およよ
時の彼方に とよのか
見えた幻 レッキS
発つ飛行機を ごまご
見上ぐれば およよ
思いを乗せて 本田カローラ
過(よ)ぎる青空 くにゆるやかな とよのか
曲の流れに およよ
身をゆだね 本田カローラ
見上げる空には むしまる
星の五線譜 桜菜
燃えさかる ごまご
火を見つめつつ およよ
チャンス待ち 本田カローラ
交わす視線に とよのか
散る火花かな むしまる星数え およよ
君と過ごした ごまご
思い出を 本田カローラ
夜空に描く とよのか
幾千の君 桜菜
つなぐ手に 本田カローラ白雪の ご まご
温もり伝え 桜菜
この夜に とよのか
時も凍てつけ ごまご
永久に愛すと およよ
我が上に積もれ およよ
儚くも とよのか
消ゆ恋に似て 桜菜
瞼濡らしつ MIGHTY-DOG
悲しみは
血を流す傷
満身に
今日も明日も
目に見えぬ痕(あと)
冬曇り足早に
夕映えの中
たどる道
君待つ家へ
子の泣く家へ
鈍色の空
鮮やかに
紅葉は映えて
寂しさ誘う
年賀状
去りゆく日々に
想い込め
詠う言の葉
届けや君に
初雪の
ようなうなじに
手を触れて
朱に染まる肌
純真な君
2000年
問題抱え
ためらうは
買い置きするか
置く場所もなし
落ち葉踏み
駆けてくあの子
呼びながら
躊躇う僕は
秋に埋もれて
晩秋の
黄昏侘びし
肩寄せて
君のぬくもり
僕の溜め息
これ以前の記録なし。
私から見たインターラクティブなことば遊びのサイトの流れ
CGIを使ったものと言えば、掲示板やチャットをまず思い浮かべます。こうしたものとほぼ同時期に発生したと思われるのが、ことば遊びのサイト です。これらの特徴は、サーチエンジンやデータベース検索サイトと異なって、サイト管理者だけではなく複数の閲覧者が相互作用を及ぼすことを可能としてい る点です。掲示板、チャットとの違いは、その入力文の形式にある一定のルールを加えている点です。もっとも、プログラムの差により、見た目、掲示板や チャットとの差が少ないものから、きわめて特化したものまであります。技術の進歩とともにインターネットを使った情報交換の方法や対象はどんどんと発展し ているのに対して、ことば遊びのサイトは逆に制限を加えることにより、簡易で親しみ深い対人相互作用を目的にしています。
単語系
同系の特徴は単語または簡単な文章を入力するもので、投稿数が多く参加人数が多いことです。
インターネットではYanoo!氏の死語しりとり(1995?-) はしりとり系の先駆的な存在でした。シバリとして死語のみの入力となっていました。死語を楽しもうとするため、お笑い的要素が強く、マンモスラッキー西池田氏 をはじめ、お笑い投稿系のサイトの閲覧者も多く出入りしていました。この死語しりとりに始まったシバリ系その後、アルル氏のしりとり群(1997-)に代表 される入力の簡易なものから、川柳などの作文系要素を含んだものまで幅が広がりました。本体は通常作文投稿系に比べてアラシに対してはかなり耐性ですが、 参加者数が多いため、被害に遭遇しやすい傾向になります。また、連想ゲーム系も1998年ごろまで盛んに行われていました。しかし、連想ゲームは自由度が 高く自動チェックができにくいという特徴があるためにアラシの対象となることが多く、インターネットのユーザーの増加とともに姿を消して行きました。
作文投稿系
掲示板にあるような文章サイズのものから一行のものまで、かなりの推敲を必要とするため、しりとり系と比較して参加数は少な いのが特徴です。また、投稿文の自動チェックが行いにくく、そのためアラシの標的にされやすいという特徴を持ちます。お笑い系ユニークなルール系
シバリはテーマであることが多いです。お笑い系テーマのサイトはきわめて古く嘘屋本舗瓦版はその前身はインターネットより古くNifty Serve(1996-)であるようです。笑いは個人の心理に大きく依存するため、共通の背景をもつ集団(玄海灘男氏の嘘20則参照)を 形成する傾向にあります(おそらくアラブ人は嘘屋の記事では笑えないでしょう)。もっとも典型的な例が「ニホンちゃん」です。詩文系
詩形式に則った入力を求められるものです。
5・7調を貴重としたものが多く、先駆的なサイトとして「迷走連歌」(1997?-2000)があります。連歌形式ではなく折句ですが、現在も偽々連歌群として続いています。漢 字のみを用いた桃 源書院は
上記のものがしりとり・短歌形式といったオーソドックスなルールであるのに対して独自のルールを用いるものです。行五妙音・食蟲飯店・四文字リレー小説・Net Not 100・しりとり 野郎など。